アメリカミネソタ州のハブ空港「ミネアポリス・セントポール空港(Minneapolis-St. Paul International Airport/MSP)」からミネアポリス市中心市街地へのアクセスは、安全で速く、料金もリーズナブルなライトレールがおすすめです。

ライトレールなら10kmを20分、運賃はわずか2ドル

ミネアポリス・セントポール空港から市街地(ダウンタウン)までは直線距離で約10kmです。タクシーやバス、Uberもいいですが、わずか2ドル(平日朝夕は2.5ドル)で乗れるライトレールでも所要時間は約20分。空港駅もターミナルの真下でアクセスも抜群です。

ただし、セントポールに行く場合は、料金は同じ2ドルですが、1回乗り換えが必要で非常に遠回りになってしまうので、急いでいる場合はバスやタクシーのほうが良いかもしれません。

空港の到着ロビーからライトレールの駅まではトラムで移動

図中央がトラムのりば。右下がライトレールの駅。

図中央がトラムのりば。右下がライトレールの駅。

空港のロビーからライトレールの駅までは、地下に降りて無料のトラムに乗る必要があります。かつて成田空港に存在したシャトルのような、横に移動するエレベーター的な乗り物です。距離にして300m程度なので、あっという間にライトレールの駅に到着します。

キレイで安全なライトレールの駅

ミネアポリス・セントポール空港第1ターミナル駅

ミネアポリス・セントポール空港第1ターミナル駅

ライトレールの「ミネアポリス・セントポール空港第1ターミナル駅」は、地下2階ににあります。LAなどのメトロに比べても車両は新しくキレイですし、ミネアポリスは整然とした治安のよい都市なので、女性でも心配なく乗ることができると思います。

きっぷはクレジットカードでも購入可能。1回の乗車で2ドル

ミネアポリスメトロの切符

ミネアポリスメトロの切符

のりばに改札などはなく、ホームにある券売機できっぷを購入します。券売機は硬貨、紙幣のほかにクレジットカード(JCB不可)も使用できるので便利です。

基本的には、左上のAのボタン「Full Local Fare」を押せば大丈夫です。1枚のきっぷは2時間半の間有効です。均一料金なので、行き先ごとに料金を調べる必要もありません。他の線への乗り継ぎも可能です。

料金は13歳以上が大人料金で2ドル。平日の朝夕ラッシュアワー(6:00-9:00、15:00-18:30)は2.5ドルになります。

6〜12歳までの小児と、65歳以上の高齢者は通常料金は1ドルですが、平日の朝夕ラッシュアワーは2.5ドルで大人と同額になります。

また、電車に乗るときも係員に切符を見せたり、リーダーに通したりする必要はありませんが、係員が巡回してくる可能性があるので、きちんと切符を購入しましょう。

車両は新しくきれい!

第1ターミナル(リンドバーグ)駅に停車中のミネアポリスメトロ。

第1ターミナル(リンドバーグ)駅に停車中のミネアポリスメトロ。

なお、乗り場は2つあるので「Minneapolis」方面行きの電車に乗ります。逆方向の電車に乗ると「モール・オブ・アメリカ」というショッピングモールに行ってしまうので気をつけましょう。

モール・オブ・アメリカは、北米でも最大級、世界で最も客数の多いショッピングモールです。1日あっても回りきれないほど巨大です。空港から10分程度で行けるので、ひまつぶしや買い物にはいいかもしれません。

モール・オブ・アメリカ公式サイト(英語)

さて、ホームに列車が滑り込んで来ましたのでさっそく乗りましょう。

ミネアポリスライトレールの車内

ミネアポリスライトレールの車内

車内はこのような感じで、新しくキレイです。火曜日の朝9時ごろですが、あまり混んでいません。

列車は空港を出るとすぐに地上に出て、ハイウェイ沿いを快走します。時速は60〜70km程度でしょうか。急行や快速はないのですべての駅に止まりますが、途中で乗り降りする人はあまりいません。

また、アメリカ名物の地下鉄車内で物を売ってる人などには遭遇しませんでした。

乗換駅の「USバンクスタジアム駅」

乗換駅の「USバンクスタジアム駅」に到着したブルーライン

電車に乗って20分程度で、ミネアポリスのダウンタウンにある「USバンクスタジアム駅」に到着です。

もしあなたがミネアポリスの観光案内所に行きたいのなら、電車を降りずにそのまま乗り続けて2駅先の「ニコレットモール駅」まで行きましょう。駅前にはスターバックスもあります。

セントポール市街には「グリーンライン」に乗り換え

ミネアポリス・セントポール空港と中心部を結ぶライトレール

セントポール市街に行くには「グリーンライン」に乗り換えが必要

わたしたちが空港からダウンタウンまで乗ってきたのは「ブルーライン」。ミネソタ大学やセントポール市街に行くには、逆方向に行く「グリーンライン」に乗り換えが必要です。

どの路線も同じ色の電車なので区別がつきづらいですが、正面に色と文字で線名が大きく書いてあるので見間違えることはないでしょう。ただし、日本の地下鉄のように車内に液晶のビジョンなどはないので、乗り過ごしや乗り間違えには気をつけましょう。

ミネアポリスメトロは夜11時過ぎても運転されている。

ミネアポリスメトロは夜11時過ぎても運転されている。

また、ライトレールは夜12時を過ぎても運転されているので、遅い時間に空港に着いたとしても安心です。ただし本数は1時間に1本程度になってしまいますので、さすがにタクシーをつかまえたほうがよいでしょう。

最後に、ミネアポリスライトレールの公式サイトと路線図をご紹介しておきます。

Metro Transit 公式サイト(英語)
ミネアポリスメトロ路線図PDF(英語)

※料金や駅名等の情報は2018年7月現在です。改訂の可能性がありますので事業者のホームページを確認してください。