水素水サーバー徹底比較!「ルルドハイドロフィクスVSガウラミニ」
水素水ブームの先駆けともいえる水素水生成器「ルルド」が、新しく「ルルド ハイドロフィクス」へと生まれ変わりました! そして忘れてはならないのが、今年初めにデビューした卓上型の水素水ウォーターサーバー「ガウラミニ」。何かと比較されることの多い2機種を、水素水大学がガチンコで性能を徹底比較します!
みずたにせんせい
いよいよ、卓上タイプの水素水ウォーターサーバーの両雄が出そろったね。
あくあ さん
場所を取らずに気軽に設置できる水素水サーバーを考えてるんだけど、そうしたらこの2種類が候補に残ったの。
特長と欠点を教えてほしいな!
特長と欠点を教えてほしいな!
サイズはルルドハイドロフィクスがひと回りコンパクト
みずたにせんせい
まずは、見た目から確認していこう!
あくあ さん
どっちがコンパクトなの?!
ガウラミニ
幅18センチ × 高さ33.9センチ × 奥行き38センチ ※受け皿は含みません。
ルルドハイドロフィクス
幅24.6センチ x 高さ28.9センチ x 奥行き14.7センチ
みずたにせんせい
ルルドハイドロフィクスは横置き、ガウラミニは縦置きだけど、どちらもテーブルやキッチンに置くことを想定して作られているから、だいたい同じようなサイズだ。
みずたにせんせい
タンク容量が、ルルドハイドロフィクスは1.4リットルなのに対して、ガウラミニは4リットルとかなり大きいんだ。
そのせいもあって、サイズ的にはガウラミニのほうがひと回り大きいかな。
そのせいもあって、サイズ的にはガウラミニのほうがひと回り大きいかな。
あくあ さん
だけどガウラミニも置く時に幅を取らないから、スッキリ収納できそう!
カラバリ8色のガウラミニ。ルルドはホワイト1色。
みずたにせんせい
あと、ガウラミニはカラーバリエーションが8色あるからね。基本色はホワイト、ブラック、レッドの3色。
オプションカラーがオレンジ、イエロー、ブラウン、グリーン、ネイビーの5色。
オプションカラーがオレンジ、イエロー、ブラウン、グリーン、ネイビーの5色。
あくあ さん
たしか、追加でオプション料金かかるんだっけ?
みずたにせんせい
うん、プラス25,000円もするけどね。
あくあ さん
小さくない金額だね・・・。
でも、あたしラッキーカラーがオレンジなの!?
でも、あたしラッキーカラーがオレンジなの!?
みずたにせんせい
じゃあそれにしなさい。
あくあ さん
ルルドハイドロフィクスは1色だけなの?
みずたにせんせい
そう。シンプルにホワイト1色! これならどんな部屋にも似合う!
気になる水素水の生成方法は?
みずたにせんせい
かんじんの水素水生成方法は、「ガウラミニ」と「ルルドハイドロフィクス」で大きく違うんだ。
あくあ さん
たしかガウラミニは、注ぎ口の直前でお水に水素を注入するんだよね?
みずたにせんせい
そう。ガウラでは「ワンパス方式」と呼んでいて、この方法だと、いつでも出来たての濃い水素水を飲むことができるんだ。
あくあ さん
ルルドハイドロフィクスはどうなの?
みずたにせんせい
ルルドハイドロフィクスは、水素発生用の水タンクでつくった水素を、ポットの中の飲料水に溶けこませる「分離生成方式」なんだ。
あくあ さん
ぶっちゃけ、どっちが優れてるの?
みずたにせんせい
方法だけでいえば、「分離生成方式」のルルドハイドロフィクスのほうが優れてるかな。
あくあ さん
どうして? 水を2カ所に注がないといけないし、面倒なだけに思えるけど・・・
みずたにせんせい
カンタンに言っちゃえば、飲むための水を電気分解してないからだ。
あくあ さん
??!
みずたにせんせい
水素水をどうやってつくるかは勉強したよね。
あくあ さん
うん、水に電気を流して「電気分解」して、水素をつくるんだよね。
みずたにせんせい
そうだ。その時に何が起こるかな?
あくあ さん
えっと、水がアルカリ性になるのと、水素だけじゃなくて酸素も同時にできるんだよね。
みずたにせんせい
そうだ。たしかに水は水素水になったけれど、それ以外にもpHが変わるなど、もとの水の性質もすこし変わってしまう。
ポットの水に水素の泡だけを溶けこませた「ルルドハイドロフィクス」の水素水のほうが、水素だけが溶け込んだ「ピュアな水素水」といえるかな。※1
ポットの水に水素の泡だけを溶けこませた「ルルドハイドロフィクス」の水素水のほうが、水素だけが溶け込んだ「ピュアな水素水」といえるかな。※1
あくあ さん
じゃあ「ガウラミニ」はダメなの?
みずたにせんせい
そういうわけじゃないよ。ガウラミニでも、水素水のpHは元の水からわずかに0.6~0.8ていどアルカリ性になるだけだから、そんなに胃酸を弱めるような強いアルカリ性の水ってわけじゃない。安心して大丈夫。
あくあ さん
よかった。
水素水をつくるスピードはガウラミニが圧勝
みずたにせんせい
次は、とても気になる「水素水ができるまでの時間」を見ていこう。
あくあ さん
どっちが早いの?
みずたにせんせい
これは、ガウラミニの圧勝なんだ。
ガウラミニは、500mlの水素水を注ぐまで30秒。
ルルドハイドロフィクスは、500mlの水が1.2ppmの濃さの水素水になるまで10分かかる。
ガウラミニは、500mlの水素水を注ぐまで30秒。
ルルドハイドロフィクスは、500mlの水が1.2ppmの濃さの水素水になるまで10分かかる。
あくあ さん
あちゃー、スピードではガウラミニが圧倒的だね〜!
みずたにせんせい
分離生成方式だと、生成した水素の泡をポットの水に溶け込ませてだんだん濃度を上げていくから、どうしても時間がかかる。
ガウラミニのワンパス方式だと、水を注ぐときに水素を溶けこませるから待つ必要がない!
ガウラミニのワンパス方式だと、水を注ぐときに水素を溶けこませるから待つ必要がない!
あくあ さん
そーなんだあ。せっかちさんにはガウラミニだね。
「後出し」のルルドは「かゆいところに手が届く」
みずたにせんせい
それ以外の便利機能を比較していこう。
まず、ルルドハイドロフィクスには、ポットの水の水素濃度がわかる「水素メーター」がついている。
まず、ルルドハイドロフィクスには、ポットの水の水素濃度がわかる「水素メーター」がついている。
あくあ さん
水素の濃さがわかるのは便利だね!
みずたにせんせい
さっき紹介したように、ルルドハイドロフィクスは水素濃度が上がるまで時間がかかるからね。
あくあ さん
ガウラミニにはメーターついてないの?
みずたにせんせい
ガウラミニは水を注いだときにはいつも1.0ppmの水素水が出てくるから、メーターは必要ないよ。
あくあ さん
そっか!
みずたにせんせい
あと、ルルドハイドロフィクスの大きな特徴は、オプションの「水素ガス吸入キット」だ。
あくあ さん
水素を直接吸入できるなんてスゴイよね!
みずたにせんせい
水素吸入器は、安いものでも20万、高いものだと200万近くするものもあるんだ。
水素水生成器と水素吸入器がオールインワンなのは魅力的だよね!
水素水生成器と水素吸入器がオールインワンなのは魅力的だよね!
浄水機能はガウラミニだけ。
あくあ さん
水素吸入器ってにひゃくまんもするんだ?!
あと、ガウラミニにあってルルドハイドロフィクスにない機能ってあるの?
あと、ガウラミニにあってルルドハイドロフィクスにない機能ってあるの?
みずたにせんせい
最初から浄水機能がついてるのはガウラミニだけだ!
あくあ さん
どうして、ルルドハイドロフィクスにはないの?
みずたにせんせい
ルルドは最初から、ミネラルウォーターか浄水器の水を使う前提だから、浄水機能はないんだ。もし水道水を使うなら、別売りの浄水フィルターを付ける必要があるよ。
あくあ さん
そうなんだ。ガウラミニの浄水機能はどんなスペックなの?
みずたにせんせい
カーボンフィルター、早いハナシが活性炭ってことだね。
水道水のなかの塩素やカビの臭いを除去してくれるんだ。浄水機能としては十分だよ!
水道水のなかの塩素やカビの臭いを除去してくれるんだ。浄水機能としては十分だよ!
気になる日々のお手入れは?
あくあ さん
あと、気になるのがクリーニング。ウォーターサーバーはこまめに掃除しないとダメだから、掃除がめんどうなのはちょっとNGかな。
みずたにせんせい
掃除がカンタンなのは、ガウラミニかな。30リットルごとにクリーニングのサインが表示されるから、そしたらクリーニングボタンを押すだけ!
あくあ さん
おー、それはカンタン。
ルルドハイドロフィクスは?
ルルドハイドロフィクスは?
みずたにせんせい
飲み水を入れるピッチャーはできれば毎日洗ったほうがいい。あと、本体は月に1回クエン酸で洗浄するように、だって。
あくあ さん
薬局でクエン酸買うてこなあかんやん。ちょっとしんどいわ。
みずたにせんせい
クエン酸は1個買って置いとくと便利だぞ。料理にも掃除にも使えるし。
気になる価格はほぼ互角!
あくあ さん
気になるお値段はどうなのかしら?
みずたにせんせい
値段は、ガウラミニが14万8,000円。その5カ月後に出たルルドハイドロフィクスもライバル意識が強いのか、14万2800円とちょっと安くしてきたんだ。
あくあ さん
価格は互角ね!
みずたにせんせい
ただ、両者とも、オプションがあって、ガウラミニはオプションカラーの場合はプラス25,000円。
さっき紹介した、ルルドハイドロフィクスの水素吸入スタートキットは9,000円。
自分に合ったオプションを選んでね。
さっき紹介した、ルルドハイドロフィクスの水素吸入スタートキットは9,000円。
自分に合ったオプションを選んでね。
あくあ さん
はーい!
みずたにせんせい
あと、どこのショップでも値引きはないようだから、オトクな特典で選ぶのも手かな。
まとめ「スピードのガウラ、水質のルルドハイドロフィクス」
あくあ さん
で、あたしはどっちを選べばいいのかしら?
みずたにせんせい
ひとことでまとめると、
「スピードのガウラ、水質のルルドハイドロフィクス」。
「スピードのガウラ、水質のルルドハイドロフィクス」。
あくあ さん
ズバッと言ったね!
みずたにせんせい
水素水が飲みたい時に、コップに注いですぐに飲めるのはガウラミニ!
すこし時間がかかるけど、ピュアな水素だけをじっくり溶かしこんだ水素水が飲みたい人はルルドハイドロフィクス!
どっちが自分に合ってるか、よく考えて選ぶのがいいんじゃないかな。
すこし時間がかかるけど、ピュアな水素だけをじっくり溶かしこんだ水素水が飲みたい人はルルドハイドロフィクス!
どっちが自分に合ってるか、よく考えて選ぶのがいいんじゃないかな。
あくあ さん
なかなか迷う結果になりました・・!
※1: ルルドハイドロフィクスで生成した水素水のpHは原水プラスマイナス0.1。
「ルルドハイドロフィクス」VS「ガウラミニ」をスペックで徹底比較
ルルドハイドロフィクス | ガウラミニ | |||
希望小売価格 | ¥142,800 (税別) |
¥148,000 (税別) |
||
製造国 | ◎ | 日本 | ◎ | 日本 |
水素濃度 | ◎ | 1.2ppm以上 | ◯ | 1.0ppm前後 |
酸化還元電位 | ? | 調査中 | ◯ | -350〜−450mV |
pH | ◎ | 原水 -0.1〜+0.1 | △ | 原水 +0.6〜0.8 |
生成方法 | ◎ | 分離生成方式 | ◎ | ワンパス方式 |
生成までの時間※1 | × | 10分(500ml) | ◎ | 30秒(500ml) |
水素メーター | ◎ | あり | × | なし |
浄水機能 | △ | オプション | ◎ | カーボンフィルター |
水素ガス吸入キット | ◯ | あり(オプション) | × | なし |
オゾン水生成機能 | × | なし | × | なし |
タンク容量 | ◯ | 1.5リットル | ◎ | 4.0リットル |