LCC並の値段なのに受託手荷物は25kgまでOK!機内食も無料!全席液晶モニター装備!とレガシーキャリア並のサービス。東南アジア旅行者の間でひそかに話題になっているマレーシアの航空会社「マリンドエアー」。2018年8月にバンコク(ドンムアン空港)発の便を利用するチャンスがあったので、さっそくチケットを予約してみました!

マリンドエアーは、2013年に運航を開始したまだ新しいエアライン。日本には就航していないため、日本での知名度はほぼ皆無といっていいでしょう。

ところが、LCCのエアアジアとほぼ変わらない料金にも関わらず、受託手荷物は25kgまでOK!機内食も無料!機内エンタメも、全席液晶モニター装備!とレガシーキャリア並のサービスで、マレーシアをはじめとする東南アジア旅行者の間でひそかに話題沸騰のキャリアなのです。

エアアジアとサービスを比較すると圧勝!

タイのバンコク(ドンムアン空港)ーマレーシアのクアラルンプール間でエアアジアとサービスや料金を比較してみると、そのコストパフォーマンスの高さがわかるでしょう。

マリンドエアー エアアジア
1日あたりの直行便数 2便 10便
料金 ¥4,487〜 ¥5,889〜
機内持ち込み手荷物 キャビンバッグx1、小さなバッグx1。合計7kgまで キャビンバッグx1、小さなバッグx1。合計7kgまで
受託手荷物 25kgまで無料 有料(20kgまで約¥2,300)
シートピッチ(座席の前後間隔) 81cm 71cm
機内エンターテイメント あり なし
機内食 ホットスナック(軽食)とお飲み物 なし
その他 各座席に USB 電源あり
最新のボーイング737-800

フリークエンシー(運航頻度)以外はすべてマリンドエアーの圧勝。

バンコクークアラルンプールは飛行時間が2時間と短いため機内食はホットスナックのみですが、3時間を超えるフライトの場合はきちんと機内食がサービスされます。

今回、私はバンコクからスリランカのコロンボ(バンダラナイケ国際空港)まで行くスケジュールだったのですが、エアアジアではなく初のマリンドエアーを利用することにしました。

ウェブサイトは英語オンリーのため、ハードル高め

マリンドエアーの公式サイト。言語は英語のみで日本語には対応していない。

マリンドエアーの公式サイト。言語は英語のみで日本語には対応していない。

ただ、利用するにあたりネックとなるのが、ウェブサイトが英語のみであること。

マリンドエアー公式ウェブサイト

英語がちょっと…という方は、H.I.Sが運営しているチケットサイト「Surprice」などで予約すれば搭乗が可能です。

マリンドエアはバンコクーコロンボ間フルサービスで¥18,900

さて、さっそくバンコクーコロンボの料金を検索してみます。搭乗時期は2018年の8月下旬です。予約はGW明けの5月中旬です。

マリンドエアは、バンコクークアラルンプールは1日3便ありますが、クアラルンプールーコロンボは夜の1便だけ。バンコクを夕方に出る18:10発の便に乗るのがいちばん所要時間が短くてすみます。

行程は、バンコク・ドンムアン空港18:10発〜クアラルンプール空港21:25着/22:25発〜コロンボ23:25着

トランジットが1時間で済むのは嬉しいですが、広大なクアラルンプール空港内で果たしてスムーズにトランジットできるのか?受託手荷物がロストバゲージしないか?など、若干の心配もありますが・・・。

料金は、エコノミークラスの「バリュー」で、5,560タイバーツ(約¥18,900)。それでもバゲージと食事のアイコンが付いています。座席のアイコンはありませんが、それでも座席は指定できました(後述)。

エコノミーが満席なら、ビジネスクラスのほうが安い場合も!

エコノミークラスの正規運賃よりもビジネスクラスのほうが安い場合も。

エコノミークラスの正規運賃よりもビジネスクラスのほうが安い場合も。

エコノミークラスの「バリュー」は人気があるので売り切れてしまうことも。そうすると、正規運賃の「プレミアム」を選択せざるを得ない場合も…。でも、よく見ると、1席のみビジネスクラスが格安で出ています。9,590タイバーツ(約¥32,600)と、エコノミー正規運賃よりもお得です。

ビジネスクラスは1機あたり12席だけなので、プロモーション価格で売り出される数も限りがあります。グループ移動の場合は難しいですが、1人だけならビジネスクラスに乗れる機会も。

エアアジアで同じサービスを予約すると¥22,459

エアアジアの場合、各種サービスは有料

エアアジアの場合、各種サービスは有料

さて、エアアジアで同じバンコクーコロンボ間を予約するとどうでしょう?

運賃:¥16,686(空港税・手数料込み)

運賃のみを見ればエアアジアのほうが安いですが、受託手荷物も機内食も座席指定もありません。オプションを追加していくと…

運賃:¥16,686(空港税・手数料込み)
受託手荷物20kg:¥4,697
機内食:¥361
座席指定:¥715
合計:¥22,459

マリンドエアより¥3,600近くも多くかかってしまいます。

「バリュー」でも座席指定が可能だった!

「バリュー」にも関わらず座席の指定が可能!

「バリュー」にも関わらず座席の指定が可能!

マリンドエアで予約を進めていくと、なんと座席の指定画面が!

3ヶ月前とあって、まだ全然座席は埋まっていません。エコノミークラス最前列(4列め)は黄色に色が変わっており、「クールシート」と書かれています。追加料金がかかりそうなので、その後ろの5列目を選択しました。

日本のクレジットカードでも問題なく決済可能!

なお、決済について、他の方のブログで「日本のクレジットカードは使用できない」との事例が報告されていましたが、私は問題なく決済できました。カード会社はJACCS、ブランドはVISAです。

予約が完了するとeチケットがメールで届く

マリンドエアのeチケット

マリンドエアのeチケット

予約が完了すると、メールにてPDFのチケットと請求明細が届きます。eチケットは飾り気のないとてもシンプルなものです。

さきほど指定した座席番号ですが、「チェックインが必要」と書かれており、チケットには明記がありません。せっかく良い席を取ったのに…と残念に思いましたが、後日、結果的には指定したとおりの座席の搭乗券が発行されました。指定した座席番号がチケットに記載されるかどうかはエアラインによって異なりますが、ここらへんはマリンドエア初心者だと戸惑うところです(エアアジアでは、予約時のアイテナリー(旅程表)にきちんと座席番号が書かれています)。

マリンドエアのチケットの払い戻しについて

なお、気になるチケットの払い戻しについては、マリンドエアHPのFAQ(よくある質問)に記載があります。

・「FLEXI」は出発の72時間前まで払い戻し可能
・「プロモーションチケット」は払い戻し不可

マリンドエアFAQ

ここも少し不親切なところで、払い戻し可能なチケット「FLEXI(フレキシ)」についてはFAQと規約条件のページにしか記載がなく、どのチケットがそれに当たるのか不明瞭です。

私の予約した「バリュー」が「プロモーションチケット」に当たるのか?? eチケットを見てもよくわかりません。マリンドエアに電話して確認してみたのですが、予約番号を伝えたところ、どうやら払い戻しできないようです(メールで問い合わせても、コールセンターに電話するよう返信が返ってくる)。

マリンドエアのコールセンターは英語も一応通じますが、担当女性のマレーシア訛りの強い英語ではなかなか意思疎通が困難でした・・。


評判の最強コスパLCC「マリンドエア」搭乗記(2)機内サービス編につづく